A Journey To Surrey Quays

Half the truth and half the lie

 とんねるずが、爆笑問題田中の家で無茶苦茶してるのを見てて、久しぶりに、とんねるずってやっぱり面白いなあって思った。人の家にいきなり行って、田中が嫌がるのを聞かずに、自宅の壁に落書きしたりして、狼藉を繰り広げれるのだけれど、終わってみると妙にほんわかするというか、キャラとして何をやっても許されるのだよなあ。


 推理小説家・島田荘司が、風変わりな名探偵・御手洗潔の生まれた経緯について、自分が何者かわからないような不安を吹き飛ばしてくれる存在が現れないかと思って筆を走らせたと、『異邦の騎士』のあとがきで作家になる前の不安定な日常について書いてるのだけれど、とんねるずも、その頃、普通に生活してる人にとっては、こういう事やってくれる面白いやついないかな、みたいな無意識の欲求がスターに押し上げたのかもなあ。

 馬鹿をやる、無茶をやる、というのは簡単なようで凄く難しいから。