A Journey To Surrey Quays

Half the truth and half the lie

 隠された記憶/ミヒャエル・ハネケ


 積み上げた積木を終盤に回し蹴りで蹴り倒す展開はエンターテイメントとしてはダメダメだと思うけど、嫌いじゃないなあ。


 フィックスのカメラに妙な意思が籠ってて何なのだろう……って思ってたのだけれど、息子の部屋に張ってあるジダンのポスターとか見ると、これは不特定多数のアルジェリア人のフランスに対する視線なのかしら?


 色々と深読みしちゃう映画。咳を異様に恐れるのは結核が流行してた時期だからだとか。