A Journey To Surrey Quays

Half the truth and half the lie

 イン・ハー・シューズ/カーティス・ハンソン



 難読症のコンプレックスを抱えて、定職につかず酒を飲み、男とヤッテ毎日をやり過ごしてるキャメロンディアス演じるマギーが自立していくストーリー。介護の手伝いをして、元大学教授の老人にカミングスの詩を読むシーンはじんわりくるなあ。

 
 ふと思いついたけど、老人ホームの老人たちが皆、達観しているので、行き場を失っている若者が何故か癒される(癒されたようにみえる)というストーリーは割と多いと思ったりする。『ベンジャミン・バトン』もそう。

 
 キャメロン・ディアスは演技派ではないけれど、下着姿くらいには潔くなるのが、誰も褒めないけど偉い。