A Journey To Surrey Quays

Half the truth and half the lie

 アバター/ジェームズ・キャメロン



 
 非常に画面が綺麗。ああーこれは映画館でみるべきだった。


 物凄く単純な事だけど、キャメロンは物語のルール作りがとても上手い。


 物語の後半で、ヒロインのネイティリが森でAMPスーツ(変なロボットみたいなやつ)に乗った兵士達に追い詰められてピンチになるシーンがある。で、ここでパンドラの野生動物(?)たちが来て助けてくれるシーンがあって、見てる方としてはお前らが来てくれたら大丈夫だ、とカタルシスを得るわけなんだけど、


 パンドラの野生動物>AMPスーツに乗った人間≧アバター>人間


 って、そこまでの前段階で、どっちが強いか自然に説明してあるからこそなんだよな。これ、ちゃんと説明して貰ってないと、あの助けに来た瞬間に助かったーってならないからなあ。


 ラストシーンの、もう死んだよな? と見てる方が思う更に二個くらい先まで粘り続けるターミネーターのような大佐とのアクションシーンなんかも非常にわかってらっしゃると、つくづく思いました。基本に忠実な良い映画。