A Journey To Surrey Quays

Half the truth and half the lie

ラストレター

所沢の知人宅でだらだらと週末は過ごしていたのだが、ふと思い立って、岩井俊二監督の新作『ラストレター』を見ることに。ユナイテッド・シネマ入間までの道中は雨が降っていた。何年か前に入間から歩いて行けるというアメリカの住宅を模した建物が並ぶ地区に赴いたことがあるなあと思いだしていた。

johnson-town.com

入間という都内からは離れた場所のせいか客席はまばらだったが、久しぶりの岩井作品を楽しみに鑑賞。ここからネタバレで感想を書くので未見の人は読まない方が吉。出演者は敬称略。

 

 

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麻田浩

秩父で喫茶店をやっている友人を訪ねる際に、西武池袋線の車窓から見えていて気になっていた練馬区立美術館へ。麻田浩展を見にいってきた。

まったく知らなかったのだが、CDのジャケットとかにも使われていそうなカッコいい絵ばっかり。区立美術館でこれだけ作品が揃うのもすごいなーと楽しく見た。

夜更けに池袋→小田原→箱根と辿って帰宅。小田急線はあまり使わなくなっている。

娚の一生 / アトミック・ボックス

週末になると、ここのところ雨。

廣木隆一娚の一生』をぼーっと見ていたら意外に面白い。好きになる過程が急すぎるのは否めなかったが、田舎の町や雨の描写、風に揺れる染色された布が美しい。榮倉奈々豊川悦司の両キャストも、いい。

 

小田原のブックオフで購入した池澤夏樹『アトミック・ボックス』を読み終わった。瀬戸内海の島々や徳島から東京へのオーシャンフェリーなど、馴染みのある個所があり、楽しく読んだ。

予告犯

体調がいまいちなので、自宅で中村義洋『予告犯』。派遣社員の窮状にみられる格差社会についての描写など、ちょっと浅はかな感じもしたのだけれど、中盤にある犯人役の生田斗真演じる奥田と戸田恵梨香演じるキャリア刑事、吉野の長い追いかけあいが、映画の奥行きを増していた。そして、荒川良々さんの泣きの演技もすばらしかった。

三度目の殺人

雨模様だったが、なんとなく映画でも見たい気になり、箱根から小田原へ。TOHOシネマズ小田原で是枝裕和三度目の殺人』。

 

内容的に重い話だったので、おもしろいという感想も違うと思うが、考えさせられる内容。

 

気になった点。

 

是枝さんの話は、家庭的になれない男がよく出てくるが、主人公の福山雅治が娘とうまくコミュニケーションをとれず、離婚寸前の弁護士、重盛を演じている。

広瀬すず演じる咲江と親子のような関係性になる役所広司演じる、三隅と姿が重なる(接見室のガラス越しのシーンで二人の姿がオーバーラップするシーンがある)。

 

司法の世界というのは、検察側と弁護側、そして裁判官までもが、ある程度の話の流れをお互いに前もって、すりあわせておいて、裁判を進行するという描写があり、これはある程度、事実の話らしい。まるで物語を書くように裁く側が話を進めていく。

是枝さんは今回もオリジナル脚本として映画を撮っているが、この物語性についてどう思っているかなあと気になってしまった。

 

映画が終わった後に箱根へ戻る。イギリスから戻ってきてから少し風邪気味でのどが痛い。