2010-01-01から1年間の記事一覧
あまり、ブログに時間を傾注できないので、自分用の覚書メモという感じで。大学生の論文みたい。
難読症のコンプレックスを抱えて、定職につかず酒を飲み、男とヤッテ毎日をやり過ごしてるキャメロンディアス演じるマギーが自立していくストーリー。介護の手伝いをして、元大学教授の老人にカミングスの詩を読むシーンはじんわりくるなあ。 ふと思いついた…
単純なラブストーリーなんだけど、アメリカに住んでるキャメロン・ディアスと、イギリスに住んでるケイト・ウィンスレットが家を交換してお互いの環境を変えるって設定が気がきいてる。終わり方はちょっとメルヘンかもしれない。
個人的に最近、気になっている内田先生の本です。気になった所を引用、抜粋。 ぼく自身はぜんぜん「我慢」というのものをしない人間です。ですから思春期になって、親子対立の徴候が出たところで、すぐに家出をしてしまいました。 家出というのは、一人暮ら…
話が、あっちにいったりこっちにいったりと収拾がつかず、「そんなにあの男が好きだったのか?」と後半思ってしまうのは、前半の書き込みが足りないから。 チョン・ジヒョンのコスプレを見る為の映画。
オランダロケまでして本気の割には、アクション映画なのか、恋愛映画なのか、いまひとつ判断がつきかねる。インファナル・アフェアの香りが一瞬するも、最後まで煮えきらず。丁寧に撮っているのは分かるけれど。 チョン・ジヒョンが後半、元気がなくなると、…
恋人にふられたばかりのウンジュ(チョン・ジヒョン)は、前に住んでいた海辺の家“イルマーレ”の郵便受けに「新しい住所に転送してください」とメッセージを送った。メッセージの受取人ソンヒョン(イ・ジョンジェ)は、驚いた。なぜなら最初に自分が住み始…
前半がツン、後半がデレの物凄くわかりやすいツンデレ映画。これは男はグッと来るよなあ。泣きのドラマ的には、少しバタバタしてるけれどギリギリ成立。 韓国は男性上位、目上の人間に敬意を払う、みたいな儒教の伝統が強く残っている国だから、当時は、これ…
『猟奇的な彼女』が、とても可愛かったので、チョン・ジヒョン映画祭2010を勝手に開催する事にした。お勧め順。
1928年のロサンゼルス。シングルマザーのクリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)の息子がある日、突然行方不明になった。数ヵ月後、イリノイ州で保護されて無事に戻ってきた息子は、まるで違う別人だった……。 傑作。 ひとつひとつのパートで2…
引き続き、映画の季節が来てるみたい。
人種・宗教・政治的な話を抜きにして、娯楽作品としてみるなら普通に面白い。 ダニー・ボイルは疾走を上手に撮る監督なのだけれど、経済成長めまぐるしいインドを選んだのが作品の雰囲気とフィットした気がする。恋愛パートは確かに弱くて、バランスを考える…
今更いうのもなんだけど、やっぱり傑作。 別に名作だからというわけではなくて、良い所の子息が奴隷へと身分が落ちる意外性、そしてまた這い上がるというカタルシス。話の構成が普通に面白い。これも原作とニュアンスが変更になっているわ。創作する人、話を…
相変わらず難解で沈痛で切実な映画。劇場に中高年の人がいっぱいいたので驚いた。 黄色いコートの男達、空に浮かぶ手首のオブジェ、雪が降って静止する大人達の間を駆け抜けていく少女と少年の美しいシーンにグウの音もでない。これはある意味ファンタジーな…
松山ケンイチを愛でる為の映画。原作とだいぶ話のニュアンスが違う。 物凄く面白かった訳ではなかったけれど、冒頭の永作博美が坂を下りてくる所とか、映画的な感じ。 オシャレすぎるので映画に出てくると違和感がある蒼井優は、こういう長回しで好き勝手演…
映画をいっぱい見ました。ちゃんと書けないので箇条書きで。
下高井戸にそういえば初めて行ったけれど、商店街があって素敵な街でした。トリュフォーを夜中にやってたりする映画館もあるしなあ。渋谷のユーロスペースは気づかない内に場所が変わってかなり綺麗になっていて、ロビーには相変わらず良くわからないアート…
若い女の子と老女の共同生活。自立の話。 村上龍がほめてたので、結構期待して読んだけれど、まぁまぁだったかなあ。老女が決して死ぬ事もなく、病気になる事もないのが、今の気分なんでしょうか? 話はプレーンな印象で最初から最後まで進むのだけれど、描…
ヤリマン女と振り回される男達の話。うーん……めちゃめちゃ面白かった。色仕掛けに巧妙にひっかかって最後はボロボロになる男達が滑稽に描かれていて喜劇として楽しい。今もこういう女の子っているよなっていう。 「あこがれ」で少年達の憧れのお姉さんを清純…
病気にかかった初老の作家と、アルバニア難民の少年との、旅の話。 芸術的、というか難解なので、半分も理解できてないと思うけれど、死ぬ間際に思い出す特別な過去の1日は、1日であると同時に永遠だったりする。みたいな事なのかなと勝手に解釈。 個人的…
積み上げた積木を終盤に回し蹴りで蹴り倒す展開はエンターテイメントとしてはダメダメだと思うけど、嫌いじゃないなあ。 フィックスのカメラに妙な意思が籠ってて何なのだろう……って思ってたのだけれど、息子の部屋に張ってあるジダンのポスターとか見ると、…
七年半かけて自転車で世界一周した石田ゆうすけさんのトーク&スライドショーにいってきた。西荻窪にて。 本の印象通りの関西の兄ちゃんみたいなノリ。講演に慣れてるからか旅から時間が経ったからなのか思ったよりも熱っぽくなく淡々と話す。ご自身もビール…
黒沢映画を見ると、真正面に飛んできたボールを当たり前のように(決してファインプレーではなくて)グラブに収めて一塁にスローイングする守備の上手な内野手を見ているような安心感があって、本当の映画を見ているな、と思える。こっちを覗き込んでいる少…
記憶を失った兄と、そんな兄に恋人とうそをつく妹の物語。 新宿ケイズシネマにて。 鉄で錆びた川にかかる橋。工事現場の片隅にあり破壊音が響き続ける二人の住む廃墟。アイスボックスを抱えて街を歩く妹。少し今みると恥ずかしくなる位、アート臭がする決め…
自転車をちょっといじってみたのだけれど、久しぶりに自転車をいじると夏の旅の記憶がフラッシュバックしてしまう。けれど、3月ってまだ肌寒い日もあったりするのね。
三年半前に、ある小さな村に医師として赴任してきた伊野(笑福亭鶴瓶)は、経験豊富な看護師の大竹(余貴美子)と都会からやってきた研修医の相馬(瑛太)と共に小さな村の診療所を切り盛りしていた。村に住んでいる未亡人のかづ子(八千草薫)との出会いか…
NHKにて 「MUSICJAPANプレゼンツ 東京事変 スポーツ」を見る。 2000年頃、椎名林檎が出てきた時には本当に凄いなあと、衝撃を受けたのだけれど、今の椎名林檎には確実に、あの頃あったものが無くなっているんだよな。別にクオリティが落ちたという訳でもなく…
直島に銭湯を作った現代美術家。アートぶって権威を積み重ねてるような人かと先入観をもっていました。すいません。 寝る前に雑誌にペンキを塗りつけて寝る。酒を飲んで何もしないで寝るんじゃなくて、毎日ペンキを塗ってから寝るだけなんだよ、というのにと…
90年代に隆盛したバンドを描く音楽映画。主演がジャニーズの赤西君なので、賛否両論いろいろあるみたい。手持ちカメラのシーンが不安定だったりして、酔いそうになったので技術面だと……な感じだったのだけれど、小林武史がやってるだけあってミュージシャン…