A Journey To Surrey Quays

Half the truth and half the lie

午前4時35分、鎌倉高校前

夜が明けて来た。ゆっくりと海岸を歩いている。風は結構冷たい。

 

今朝、自宅に届いた手紙について考えている。簡単な時候の挨拶だったのだけれど、内容が問題なのではなくて、手紙の主が7年前になくなっているということが問題だった。手紙の送り主の住所を見ると愛媛県松山市とある。封を開けようと何度か逡巡した後、手紙をそのまま机の上において、由比ガ浜まで出てきた。

 

海岸をぶらぶらしながら空を見る。海と空の境界線が青からオレンジ色へと変化していった。どうやらもうすぐ朝が来るらしい。 

超初心者がTOEICで50点すぐにあげる方法

 今回の記事は、TOEICを一度も受けた事がないような初心者の方に向けてです。ものすごく細かい話になるのですが、リスニングパートのちょっとした工夫でTOEICの点数をとりやすくなる方法があります。
 

 リスニングパートのPart3と4ですが、最初に、英語が話されているのを聞いて、問題に3つ答えることになります。

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例:問題番号41から43の場合
41 Who is the woman?
(A) An IT engineer
(B) A driving instructor
(C) A student
(D) A teacher

42 Who kill the man?
(A) .......

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のような感じです。
 

 上級者でもですが、初心者の方は特に、普通に解答すると時間が全然足りず、問題を追いかけるだけで精一杯になります。対策として、先に問題の選択肢を読んでおく必要があります。これを「先読み」と言います。
 

 読み始めるタイミングなんですが、Part3に突入した時点で「先読み」するのでは遅すぎます。貯金を作っておく必要があるので、リスニングテストが始まって、Part1の問題の説明が始まったら、すぐにPart3に移動をして、選択肢を読み始めます。読みながらどういう問題なのかをイメージしておきます。
 

 リスニングの問題は、基本的にですが、会話文の前半、中盤、後半と問題の番号がリンクしています。つまり41よりも43の方が会話文中で後ろに答えがあるのです。
 Part3を出来るだけ先読みして、問題のイメージを作っておいて、Part1の問題が始まったらPart1の写真描写問題に集中します。


 Part3が始まると、その時点で何問かの貯金が出来てるはずです。一度、Part3の最初の問題をもう一度読んで、問題に集中します。
 この「先読み」のトレーニングに慣れてくると、かなり先の方まで読んで貯金を作っておくことが可能になるので、初見でこなさなきゃいけない問題の数が減って解きやすくなると思います。

英単語の覚え方

 超初心者の人は単語帳を使って覚えるのが効率がいいのかもしれませんが、中級者以上は文章で覚えた方が良いです。なぜかといえば、動詞の場合に、自動詞なのか他動詞なのか、など文法上のルールを考える必要があったりと、時間の無駄だからです。覚えたい単語を短文ごとで覚えてしまって使い方もわかるような形にするのがベターかなと思います。

 単語を覚えるメカニズムですが、同じ単語を何度も目にする必要があるので、同じ模試を何度もやるのは、利にかなってると思います。

 TOEICや英検などの勉強の利点として、使われる単語が各資格ごとに限られており、“同じ単語を何度も目にすること”が多くなることが、あります。同じ模試を何度もやることで自然と単語を覚えやすくなってるというわけです。

 例えば、marという単語があります。英検1級に出てくる動詞で、「傷つける、台無しにする」という意味ですが、自分は英検の対策として英語を勉強している際に覚えました。そして、先日この単語に再び、ワールドカップの記事で、出くわしました。

Uruguay advance, but victory marred by another Luis Suarez bite

サッカーに興味ない方に説明すると、ウルグアイがイタリアに勝利したんですが、試合の途中でルイス・スアレスというウルグアイの選手が突然、相手のディフェンスの肩に噛み付いたんですね。

 上の記事はウルグアイ勝利したけど、勝利スアレスの噛み付きによって「台無しにされた」という意味です。

 一度、英検の勉強でmarという単語を認識しており、また、別の記事でmarという単語に再び出会う。こういう瞬間が英語を勉強していると結構あって、記憶に定着しやすくなるんです。多分、marは自分は忘れないなーと思います。

無料で出来るライティング練習に便利なサイト(英検準1級対策)

 英検準1級レベルだと自分はライティングをそんなには苦にはしていませんでした。ある程度の練習をしていたからですが、練習に使った便利なサイトがあるのでご紹介します。

 lang-8という名前のサイトです。最近、有名になってきているので知ってる方もいるとは思います。

 このサイトですが、ブログのように、学習している言語(自分の場合は英語)で日記を書いて、それを相互フォロワーの学習言語のネイティブスピーカーのフレンドに添削して貰うというシステムになっています。

 つまり、こちらは日本語のネイティブですので、日本語を勉強している○○さんの書いた日記を読み、間違えている部分を添削してあげるというランゲージエクスチェンジのようなシステムになっています。無料で使えて、友達もできますのでお勧めです。

 では、使い方です。

1 まず自分のページに日記を書きます

 自分の場合は、ある程度、書き慣れてきているのと、外国に住んでいたことがあるので、日本と外国の文化の違いなどを日記に書いたりもしますが、最初の頃は、日常的なことを書くと良いと思います。例えば、

 朝、起きて、パンを食べて、会社に行く途中にバスに乗り遅れた。

のような日記です。最初は、英語があまりこなれていない場合が多いと思いますので、複雑な内容を書くと支離滅裂になります。国籍に関係なく、共通理解が可能な内容を書くと添削がつきやすいです。同じ理由で、長い日記をいきなりあげるよりも、短い日記の方が好ましいと思います。

2 とにかく知らない人の日記をばんばん添削しまくる

 最初はフレンドが全くいない状態だと思いますので、更新の順番で新しい順に日本語を勉強している人の日記をばんばん添削しまくるといいです。添削のお礼の連絡がきますので、その相手にフレンドを申請を送るのをお勧めします。

 ここで、日本人お得意の遠慮を出さない方が良いです(笑)。自分の日記にコメントをくれたり、添削をしてくれた知らない人にも申請を出しまくりましょう。

 とにかく日記に添削がつくまで、こちらが添削をしまくります。時間帯によって添削がつかない/つきづらい場合もありますが、根性で添削しまくります。

3 添削がついた日記を復習する

 添削がついたら相手にお礼を言って、添削箇所を見ます。1日に何度も日記をあげると、覚えた表現をそのまま使えるのでお勧めですが、時間が無い場合は、この1から3の流れで試してみて下さい。

 フレンドが段々増えていくので、段々と2の段階では、そんなに時間をとられなくなっていきます。

 ちなみに、特に男性に注意点ですが、写真が可愛い女の子だけを選んで添削しないようにしてください(笑)。なかなか自分の日記に添削がつかないですし、そういう人が多いので相手にも下心がばれています……(笑)。

★英検にも使える★

 英検に関してですが、日記のところにライティングパートで問われている内容を書いてしまうと良いと思います。試験をうけるので添削してくれと一言そえられると添削する方もコメントしやすいです。

英検準1級(実用英語技能検定準1級)にお金をかけないで受かる方法

 TOEICに比べると需要が少ないかもですが英検について書いてみようかと思います。自分は英検準1級は2013年に合格したのですが、TOEICと少し毛色が違うテストです。

 1次試験と2次試験がありますが、1次で筆記とリスニング、2次で面接官とスピーキングのテストが行われます。1次の筆記で英作文もあるので、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの四分野を全て行う総合的なテストだと感じました。

 TOEICと比較をすると、730点が準1級の合格ラインだと巷では言われていますが、自分の感覚では800点は必要なのではないかなーと思います。なかでもリスニングが少し難しく感じたのですが、TOEICと違うのは選択肢が紙に印刷されていないということです。つまり、選択肢も聞き取らないといけないので、難しいです。

 まずは1次試験を通らないといけないのですが、TOEICと違う点で学習者に優しい部分として英検の場合は過去問を公式ホームページからダウンロードする事が可能です(リスニングも)。

 ダウンロードして過去問を解き、答え合わせを繰り返すとライティング以外の部分では点数がだいたい分かります。

 では、リーディングとリスニングとライティングに関しての具体的な勉強方法です。

■リーディング

 お金をかけたくないので、ダウンロードした過去問をとにかくやるわけですが、わからない単語があれば必ず調べるという事を念頭においてやりましょう。TOEICでは時間制限がかなり厳しいので時間を第一に考えなければいけないのですが、英検の場合は時間が足りなくなるというのは起こらないので考える必要はないです(もちろん個々人のレベルにもよります)。

 ポイントとしては大問1の単語です。ここ最近は英検1級に出題されるような難しい単語も出題されています。知らない単語の抜けを過去問をやりながらつぶしていくようにすると良いです。

■リスニング

 ここが難しく感じます。TOEICのリスニングパートで495点中400点くらいは取れないと厳しいかもしれないです。

 TOEICの場合はビジネス英語なので、フォーマルな英語が全てをしめますが、英検の場合はインフォーマルな英語なども出題されます。リスニングの場合は口語なので、なおさら出題される場合が多いです(辞書で表現を調べるとインフォーマルと記載がある)。

 問題のパターンは一緒で、ストーリーも似ています。過去問を何度か繰り返してやるとパターンが見えてきますので完全に聴こえなくても予測で対応できます。

■ライティング

 英作文です。紙に直接、書き込むのでスペルなども、ちゃんと書かないといけないです。ある程度、書き慣れていないと難しいかもしれません。現在の世相にあわせた問いに対して自分の意見を書く問題が多いです(賛成か反対か、など)。

■スピーキング

 スピーキングにはコツがありますが、まずは日本語で何と言うかを考え、頭の中で英語に変換します。変換の際にうまくいかない、思いつかない場合は、最初に何と言うか考えた日本語を違う言い方に変えて下さい。大前提として、スピーキングの姿勢としては、黙り込まないで話し続けるということが重要です。無言の場合、試験官も採点できないで困ってしまうからです。