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Half the truth and half the lie

TOEIC でAランク(860点)を獲得するのに大切な8つのこと

はじめに

 TOEICでAランク(860点以上)のスコアを持っていると就職や転職などで有利に働きます。自分が勉強していく上で感じた有効な点数アップの方法を記事にしてみました。

1→時間配分を常に意識する

 ものすごく当たり前なんですが、まずは、これです。

 他のテストとTOEICが一番違う点は、問題数がとにかく多いという事です。リスニングとリーディングで各100問ずつで200問あり、最近、難易度は若干あがっており、高得点者でも問題を解ききれないというケースがあります。

 各パートにどれだけ時間を費やせるかを考えて、知らなければ解けない問題(Part5など)は考え込まないでスルーする。TOEICの場合、各問題の配点は全てが一緒なので、問題の取捨選択をためらわずにする事が点数アップにつながります。

2→リスニングを中心に学習すること

 時間がない場合は思い切ってリーディングを捨ててリスニングだけに専念するというのも一つの手かと思います。

 なぜかというと、リスニングの方が配点が甘いので点数に反映しやすいというのがまず一点あります。そして、大学受験を経験している方は特にそうなのですが、基本的に日本人はリーディングの方が得意なのでリスニングに開発の余地がある。

3→音読を中心に学習する

 生活習慣の違いなどもあり1日の中で音読する時間が取れない場合もあるとおもいます。音読の効果についても人によって賛否両論あるのだけれど、自分の場合は体に英語が染み付きました。リーディングのスピードも結果的にはあがり、問題を解くのが楽になりました。

 リッスン・アンド・リピート(ネイティブが話した文章を一度聴き音をとめて後から追いかけて繰り返し発音する)というのが効果的です。リスニングに関して言えば発音できる音は聴こえるようになるからです。

4→TOEICの点数をあげるにはTOEICの問題集をやる

 巷には映画や音楽を見たり聴いたりして点数をあげよう! という本が山ほど出ているのですが、はっきり言ってTOEICの点数に直接は関係ありません。TOEICで問われるのは、ビジネスマンが海外出張及び海外での生活で使うと想定されている英語や、オフィスで使われるようなビジネス英語なので、映画や音楽でTOEICの点数をあげようとするのが非効率的なのは当たり前という話になりますね。

 もちろん、息抜きとしてはありですけどね♪

5→基本は新公式問題集

 新公式問題集以外にも良質な問題集は、たくさんあるのですが、TOEICを運営するETSがオフィシャルで発売している新公式問題集は本物に非常に近い問題が収録されています。時間的な効率を考えると、まずは新公式問題集をやってTOEICの形式に慣れるのが効率が良いです。

 新公式問題集を暗記するほど完璧にやりこむと860点近くまで行くと思うのですが、足りない場合は追加する形で他の問題集をやるのをお勧めします。

6→特急シリーズ

 朝日新聞出版社さんの“特急シリーズ”というTOEICの各パートに対応した書籍があるのですが、持ちやすいサイズ・本体の軽さ・中身の濃さ、とかなりお勧め。本番に近い問題が掲載されてあり質がかなり高い。音声ファイルもホームページから落とせるので活用すると点数アップに効果があります。

https://publications.asahi.com/toeic/

 特に通勤中に英語学習をされる方には手に持ちやすいサイズと軽さなのでお勧めです。

7→同じ問題集をとにかくやり込む

 800点くらいまで行った人にお勧めなのですが、同じ問題集をとにかくやり込むというのを試してほしい。一冊終わった後に次の問題集に行きたくなる気持ちはわかります。ずっとやっていると飽きてしまうし自分もそうだったので……。ただ、しばらく時間をおいて、もう一度同じ問題集をやると、解けなかったり同じ場所を間違えてるのに気づくと思います。何度も同じ箇所を見ることになるので単語や熟語も記憶しやすいし点数もあがりやすい。

 上述した朝日新聞出版の特急シリーズなどは音声ファイルもついているので同じ箇所の音読を何度も繰り返しやると体に英語が染み付いてTOEICの点数もあがりやすくなると思います。

8→めげない

 最後の最後でこれかよって感じなんですが。

 完璧に根性論になってしまうのですが、すぐに英語力は上がらないと最初に認識するというのは必要です。結局のところテクニックであがるのは800点くらいまでになり、めげないで毎日続けるというのが語学学習の王道だということを再認識することになるからです。

 途中でやめてしまうと、伸びはそこまでになるので、止めないでやり続けるというのは、かなり重要なことです。

 出来れば短期間で密度を濃くやって一気に点数をあげるという考え方も必要かもしれません。

終わりに

 ここに書いたのは個人的な経験に基づくTIPSなので、やり方は人それぞれですし、TOEIC学習に入る前の英語力によっても、点数の上がり方は個人差があります。ただ、その中でも自分が効果があるな、と感じたものを、ざっくりと書いてみました。

 最後まで読んでいただいてありがとうございました。お役に立てる情報をまた思いついたら記事にしてみたいと思います。