A Journey To Surrey Quays

Half the truth and half the lie

志村けんはずっとコントを作り続けていたんだよ

緊急事態宣言が出たが、幸い、在宅勤務が出来る職種なので家で仕事をしている毎日。先日、用事があって会社に出向いたのだけれど、やっぱりどうにも不穏な空気に東京は満ちていて何だか気持ちが萎える。そういえば、コメディアンの志村けんが亡くなってしまいかなり驚いた。スカイプ石巻の知人と話をしていたのだけれど、彼はリアルタイムの世代らしく、本当にショックを受けていた。

 

志村けんのすごい所は、ずっとあの人はコントを作り続けていたんだよ。ある程度年齢が行くと、お笑い芸人というのは『文化人』になりたがる。映画撮ったり小説書いたりとかね。でもあの人はずっとお笑い芸人だったね」と彼は言った。

 

自分はどんぴしゃの世代ではないが、確かにそうだなあと話を聞いていた。深夜にコント番組をやっていたが、そういえば、いつの間にか見なくなっていたし、また同じことをやっているな、と思っていたのが本音だった。

 

志村けんは死なないような気がしてたんだよね。それは、彼が素を見せることがないままだったからかもなあ。コントとかでアイドルとかにスケベなことをする変なおじさんだったんだけれど、そういう全部が演じてたのかもなあ」

 

私は、ふむふむと聞いていた。ただ、昔は志村けんもセクハラまがいのことをしていたけど、それについてはどう思う? と聞いてみた。

 

「確かに今の時代じゃ放送できないこと多いよね。でも、なんていうかいつからお笑い芸人が模範的な役目を担うようになったんだろうなー。変な話だよね、それって。僕なんて親にドリフは見るな、あんな大人になるなって言われてきたのに今はyoutubeで芸人が教育を語ったり、ニュースみたいな番組で司会みたいなことしてるわけだよね? それって何かおかしくないか、そもそも」

 

youtubeをあさっていたら、下記の動画で志村けんが作ることについて話をしているのがちょっと面白かった。

 

(8:31~)ぐらいから

www.youtube.com